投資を始めたきっかけ
投資を始めたきっかけは、実はコロナ禍のある日、たまたま知り合いから聞いた話でした。
当時は世の中がガラッと変わって、仕事が減ったり、収入が不安定になったりしてる人が多くて、自分も「このままで大丈夫かな」って、漠然とした不安を抱えてた時期でした。そんな中、たまたま会った知り合いが「最近は投資信託の分配金で生活してるんだよね」って、サラッと話したんです。
最初は「え?分配金って何?生活費になるの?」って感じで、正直頭の中が「???」状態。
投資のことなんて全然知らなかった自分にとって、それはものすごく衝撃的な話でした。投資って、お金持ちとか専門知識のある人がやるもんだと思ってたし、自分には関係ない世界だと思ってたんです。
でもそのとき、「投資って、もしかしたら思ってたより身近なものなのかもしれない」って、ちょっとだけ思い始めたのを覚えてます。
それから少しずつ、ネットで「投資信託」とか「分配金」とか調べ始めました。とはいえ、どれも聞き慣れない言葉ばかりで、最初は正直わけがわからなかったです(笑)。
それでも、調べていくうちに「Jリート(日本の不動産投資信託)」っていう商品があることを知って、しかもそれには「毎月分配型」っていうのがあると。
「これって、もしかして知り合いが言ってたやつに近いんじゃない?」と思って、とにかく試しにやってみよう!と初めての投資に踏み切りました。ちょっとドキドキしながら口座を開いて、少額からJリートに投資してみたんです。
実際にやってみると、毎月口座にちょっとずつお金が入ってくるのがなんだか新鮮で、「おお〜!本当に分配金ってもらえるんだ!」と、かなり感動したのを覚えてます。もちろんリスクもあるってことは理解してましたが、それでも「お金を働かせる」ってこういうことか、と実感できた瞬間でした。
その流れで「NISAっていう制度があるらしいよ」って話を聞くようになって、調べてみると利益に税金がかからないとか、少額から始められるとか、初心者にも向いてそうな制度だと分かってきました。でも、自分ひとりでネットの情報だけで進めるには限界があって、「ちゃんと人に聞いてみよう」と思い、近所の銀行の窓口に相談に行くことにしました。
最初は「投資の話なんてして大丈夫かな?押し売りされたりしないかな?」なんてちょっと心配でしたけど、担当の方がすごく親切に説明してくれて、「一般NISAっていう枠を使って、こんな感じで投資信託に投資できますよ」っていくつかの銘柄を紹介してくれたんです。
そこで紹介された商品を中心に、2019年からおよそ3年くらい、銀行で勧められた投資信託の銘柄に一般NISAで投資を始めました。ちょうどそのタイミングがコロナショックの影響で相場が全体的に下がっていた時期だったこともあって、結果的にはその後の値上がりで思った以上の利益が出ました。初心者ながらも、タイミングが良かったんですね。
最初は、「本当に大丈夫かな」「損したらどうしよう」っていう不安ばかりだったけど、価格が回復していくのを目の当たりにして、「投資って、長く続けることが大事なんだな」とか「焦って売ったり買ったりしない方がいいんだな」って、少しずつ自分の中でも考え方が変わっていったように思います。
こうして振り返ってみると、投資を始めた最初の一歩って、本当に何気ない会話からだったんですよね。あのとき、知り合いが「投資信託の分配金で生活してる」なんて話をしてくれなかったら、今でも投資は「自分には縁のない世界」と思っていたかもしれません。
そして実際にやってみることで、自分のお金との向き合い方が変わったし、「備える」っていう意識も強くなったように感じます。お金って、ただ貯めておくものじゃなくて、上手に使えば自分の未来を支えてくれるパートナーにもなり得るんだなって思えるようになりました。
今では、投資は自分にとって「生活の一部」になりつつあります。もちろん、最初に感じた不安やわからなさは、今振り返ってもリアルでした。でも、その不安を乗り越えて一歩踏み出してみたことで、自分の視野がぐっと広がった気がします。
今後のブログで投資信託を始めて学んだこと、運用状況など書いていきたいと思います。参考になれば嬉しいです。お楽しみに。
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