【家計管理編#4】セミリタイアに向けて「やめたこと・始めたこと」10選

セミリタイアを目指す理由

「このまま定年まで働き続けるのか?」
30代後半を迎えたある日、ふとそう思いました。会社に人生の大半を捧げる毎日。休日は疲れて寝るだけ。自由な時間も、心の余裕も失われていく感覚に、限界を感じたのです。

そんな時に出会ったのが「セミリタイア」という生き方。
完全に仕事を辞めるわけではなく、最低限の収入を得ながら、自分のペースで生きる暮らし方です。

セミリタイアを強く意識したもう一つの理由があり、それは夫との年の差があるということ。夫の退職後もフルタイムで定年まで働き続けると自分が退職する頃には夫婦での老後の楽しみは果たしてできるのか?と思うようになりました。

本記事では、私がセミリタイアを目指す中で「やめたこと」「始めたこと」をそれぞれ5つずつ紹介します。無駄を省き、資産を作り、自由を手に入れるために実践してきたことを、ぜひ参考にしてみてください。


セミリタイアを目指して「やめたこと」5選

1. コンビニでの購入はやめる

仕事帰りに寄るコンビニ。コーヒー、スイーツ、ついでに雑誌やビール。毎日は小さな金額でも、月に換算すると1〜2万円の出費になることも。

お腹が空いていたり、疲れているとついつい欲しくなっちゃいますよね。

セミリタイアを考えるなら、こうした「なんとなく使っているお金」を見直す必要があります。私はまず、コンビニ通いをやめて、お弁当の持参と水筒を習慣化。結果的に健康も家計も整いました。


2. ブランド志向の買い物

「見た目が大事」「人からどう思われるか気になる」そんな理由で高価なブランド物を買っていた時期がありました。
しかし、セミリタイア後の生活においては、見栄よりも実用性やコストパフォーマンスが圧倒的に重要です。

ブランド志向をやめ、ユニクロや無印など、シンプルで長く使えるアイテムを選ぶ習慣に切り替えました。お金の使い方が変わると、人生の優先順位も自然と変わっていきます。

気がついたら、以前毎日のように見ていたファッションサイトを見なくなっていました。


3. 意味のないテレビ視聴

以前は、家に帰るとなんとなくテレビをつけっぱなし。ニュース、バラエティ、ドラマ…「見たい」より「なんとなく」の視聴がほとんどでした。
しかし、テレビの前で過ごす時間は、「何も生み出さない“浪費”」であることに気づきました。

セミリタイア後の生活では、自分の時間をどう使うかが大きなポイントになります。
私はダラダラとテレビを見ることを辞め、その分の時間を読書や副業、家族との会話に使うように。精神的な充実度が一気に上がりました。


4. 外食中心の食生活

忙しい日々の中、ランチも外食、休日も外食が当たり前。1食1000円としても、1日2食で2000円、1ヶ月で6万円という出費に。家族で行けばさらに高額に...

セミリタイアを目指すにあたり、自炊中心の生活へ切り替え。最初は面倒でしたが、慣れてくると1食200〜300円でも満足できる献立が作れるようになり、年間で40万円以上の節約に。

食事に関する工夫編としてまた記事を書きたいとおもいます。


5. 無計画な働き方

「会社が決めたことに従う」「昇進すれば安泰」
そう信じて疑わなかった私。しかし、定年まで働いてようやく自由、という人生設計はあまりにリスクが大きいと感じるようになりました。

そこで、自分のライフプランに合わせて働き方を見直すことに。出世競争から降り、定時に帰宅する、その後の時間を副業や資産形成に使うように考え方、行動を切り替えました。

「会社の歯車」から抜け出すことは、セミリタイアへの第一歩です。


セミリタイアに向けて「始めたこと」5選

1. 支出の可視化と家計管理アプリの活用

お金の流れが見えていないうちは、どれだけ収入があっても不安は消えません。
私はまず「マネーフォワードME」というアプリで家計を見える化。毎月何にいくら使っているのかを把握する習慣を持ちました。

支出の最適化は、収入を増やす以上に効果があります。
不要なサブスク、無駄な買い物、光熱費の見直し…。見直すことで、月2万円以上の固定費削減に成功しました。


2. 積立NISAと高配当株への長期投資

貯金だけではお金は増えません。セミリタイアには、お金にも働いてもらう仕組みが必要です。

私は、積立NISAで全世界株インデックス(eMAXIS Slimなど)を毎月5万円ずつ積立。さらに、余剰資金で高配当ETF(VYM、HDV)や高配当株を購入し、将来的な配当収入を目指しています。

短期で利益を狙わず、「時間を味方にする投資」がセミリタイアにおいて最も重要だと感じています。


3. 自分の副業スキル磨き

本業以外の収入源を作ることは、セミリタイアに直結します。
ブログなど「お金を生む力」を育てる時間を意識的に作るようにしています。

まだまだ駆け出しですが、コツコツやることを意識して頑張っております。


4. ミニマルライフの実践

モノを減らすことは、人生を軽くすること。私は断捨離から始めて、今では必要最小限のモノで暮らすミニマルライフを実践しています。

服は制服化、家具もシンプルに、家電はコンパクトに。
物を減らすと、管理の手間も支出も減り、空間も心もスッキリします。セミリタイア後は物に縛られず、軽やかに生きていきたい人にこそおすすめのスタイルです。


5. 朝時間、夜時間の活用とルーティン化

自由な人生を手に入れるには、時間の使い方がカギになります。
私は毎朝5時15分に起き、「朝のゴールデンタイム」を副業・読書などに使うようにしています。

朝できなければ、夜子供を寝かしつけた後に行います。

また、通勤中は、YouTube等でお金、副業の勉強をしています。

これにより、出勤前に1日が充実し、小さな成功体験が積み重なるようになりました。セミリタイア後の生活にも直結する、習慣化の力は侮れません。


まとめ セミリタイアは「選択と集中」の連続

セミリタイアを実現するために私が学んだこと、それは「何をやめて、何を始めるかを意識的に選ぶこと」です。そういった選択を続けることで、自分にとっての本当に必要なこと、不要なことが明らかになり、選択する力も自然とついてくるようになります。

✅ やめたこと5選

  • 無意識なコンビニ習慣
  • ブランドへの執着
  • ダラダラ見るテレビ
  • 外食中心の生活
  • 会社任せの働き方

✅ 始めたこと5選

  • 支出の見える化
  • 積立NISAと高配当株投資
  • 副業ブログ
  • ミニマルライフ
  • 朝時間の有効活用

セミリタイアとは、単なる「早期リタイア」ではありません。自分らしい働き方と暮らし方を選び、自立した人生を歩むことです。

そのためには、「今この瞬間」から変わることが何より重要。
今日できることから一歩ずつ、未来の自由を作っていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました